今年、管理人が触れた書籍、漫画、アニメ、映画、ドラマ、バラエティ、スポーツ、ドキュメンタリーなどからベスト10を選ぶ年末恒例企画。今年は6月に上半期ベスト10を選出しており、そのうちの何作品かは下半期にも残ると予想していたが、何と全作品総入れ替えで上半期下半期合わせてのベスト20選出となった。尚、上半期に今年最大の楽しみにしていたファイプロ最新作の発売日は現在に至るも未定……後述する当該作品がなかった場合は発表前の作品にラジー賞を送るという稀有なケースになったかも知れない。『アサギZERO』とどちらが先に発売されるのかな……ちなみに次点は『風都探偵』。原作再現度の高さは昨今のメディアミックス作品の中でもズバ抜けているが、その縛りがキツ過ぎる所為か、漫画自体が解説メインの細々とした構成になりがちなのが玉に瑕。
炎尾燃「ギッチリ描き込んだこの2枚をボツにして、見開き1枚ですませるんだよ! さあ! 筆でバッと描け!」
と思える場面が結構多いけれども、これは原作再現度との等価交換で仕方ないことなのかなぁ。それではランキングの発表に移りたい。
第10位 『金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿』(漫画)
的場勇一郎「真壁……お前、どんだけ嫌われてんだ……!」
『金田一少年の事件簿』を犯人視点で描いたパロディ&コメディ作品。リアルタイムで本編を読んでいた人には是非、お勧めしたい。兎に角、爆笑、爆笑、大爆笑の連続。上記の的場の述懐には深く頷かされることウケアイである。推理作品のパロディは御手洗がホームズの『まだらの紐』をボロクソに貶したように、トリックの穴を論うのがメインになりがちであるが、本作はそれと同等以上に犯人の心理描写の細かさが笑いのツボになっている。蝋人形城殺人事件の犯人である多岐川かほるが、トリックの要となる蝋人形を自主製作している最中に、ふと素に戻る場面とかサイコー。そりゃあ、ズブの素人がイチから蝋人形を10体も作ろうとしたら、そうなるわなぁ。
同じように犯人側の視点で描かれた『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』という作品も存在するが、本作のほうが断然オススメ。あれは米花町とかいう日本のヨハネスブルグの日常をシュールなタッチで綴るパートは面白いが、別に主人公を全身黒タイツの犯人にする必要がなかったからなぁ。
第9位 『昭和天皇物語』(漫画)
廸宮「朕は、国家なり」
本作は内容の面白さ以上に世に出たこと自体が大きな意義を持つのではないか。歴史上の人物とは、その存在が大きければ大きいほどに業績を評価するのに時間を要する。『棺を蓋いて事定まる』という言葉があるが、或いは棺に蓋をした瞬間ではなく、棺を蓋う墳土が乾く頃に漸く、その人物を冷静に議論できるのかも知れない。そして、文字通り『昭和』の象徴たる人物の伝記が漫画という媒体で世に出るには、四半世紀以上の歳月を必要とした。昭和は遠くなりにけり。
それでも、ある種のデリケートさを要求される題材であるが、そこは『哭きの竜』や『月下の棋士』の頃と比べて、いい塩梅に油っ気の抜けた能條純一氏のシャープで繊細なタッチが巧みにフォローしている。単行本の表紙絵のカットは至高の一言。しかし、まさか、表紙に菊の御紋が印刷された漫画が出版されるとはなぁ。色々と問題はあるけれども、いい時代だよ、現代は。
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第8位 名探偵ホームズ『青い紅玉』(TVアニメ)
モリアーティ教授「もう知能犯辞めた!」
『美味しんぼ』や『TV見仏記』といった再放送枠からの選出。子供の頃、毎週楽しみに見ていたアニメであったが、この年齢になってから見直すことで、昔の自分がド嵌りした理由を色々と納得している。『青い紅玉』はTV放送に先駆けて、あの『風の谷のナウシカ』と共に劇場で併映するために制作されたらしいが、さもあろう。25分のアニメ作品としてはクオリティが飛び抜けている。そもそも、制作スタッフも、
脚本:片渕須直
絵コンテ・演出:宮崎駿
作画監督:近藤喜文
というアニメに疎い方にも通じるレジェンドたちの揃い踏み。これでつまらなかったら、そのほうがおかしい。いい意味で一切の無駄がないストーリー&台詞と、いい意味で無駄な動きだらけのアニメーションの噛み合わせが絶妙である。急ブレーキをかけたホームズの頭にコートの襟が被るシーンは鳥肌もの。そんな動きを描かなくてもストーリーには影響がないのに、それを敢えて描くところに宮さんの意地を感じてしまう。外国人やアニメに興味のない人に手っ取り早く日本のアニメの魅力を伝えるには、この一本を見せるに如くはない。唯一の問題点は題材がホームズである必然性がないことであるが、そこに触れるのは野暮というものであろう。
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第7位 『球辞苑』(スポーツバラエティ)
里崎智也「三塁戻る時にヘッドスライディングする奴が一番ダメなんですよ」
面白いバラエティ番組とは『出演者のギャラを抑え』『地味な手間暇をかけて』『ディープな題材に挑む』ことではないかと思う。古くは『水曜どうでしょう』。近年では『池の水全部抜く』が好評を博しているのも、その法則性を外していないからではないか。この番組も野球というメジャーなスポーツを題材としながら、取りあげるのは『ファウル』『六番打者』『インハイ』『球もち』といった狭いテーマばかり。しかし、それで50分の番組を成立させてしまうのは、毎回毎回『誰が集計しているんだよ』との驚きを禁じ得ない詳細なデータと、現役・レジェンドを問わない選手たちの解説の巧みさである。父親による洗脳(教育でも影響でもなく、マジモンの洗脳)の所為で、立派なポジハメおじさんベイスターズファンになってしまった私でさえも、
ヤマヤスが一度も牽制球を投げていない(二〇一七年現在)
というデータには心底驚かされた。野球ファンには当然のように楽しめるが、むしろ、この番組は野球を知らない人にこそ、見て貰いたい。きっと野球の奥深さや面白さが伝わる筈である。
第6位 『ガールズ&パンツァー 最終章』(劇場アニメ)
川嶋桃「何故だ? 何故だぁ?」アワアワアワアワ
BC自由学園を『ビ〇チのチャンピオン』とか『美人はちょっぴり』とか説明した報いを受けることになった川嶋パイセン。本編ではなく、ネットにUPされたSSでの話である、念のため。元ネタを知りたい方は『プロ戦車道一日訓練』『笑ってはいけない西住流』でググれ。
当ブログのベスト10の常連作品(今年で五年連続入賞!)である『ガルパン』。その最終章と銘打たれた本作は、いい意味でやり過ぎ感満載の前作劇場版と比べると原点回帰の色彩が濃い。秋山=グデーリアン=オッドボール軍曹による偵察を逆手に取ったBC自由学園の偽りの内紛劇と、それに基づく誘導&挟撃作戦は、戦車が宙を舞い、観覧車が地を駆ける前作劇場版とは真逆の、一定のリアリティに基づく作劇である。そして、生徒会の統制も及ばない不良生徒の巣窟と化した学園艦の艦底部という荒唐無稽な設定も、恐らくは『男組』へのオマージュであり、70~80年代の劇画&スコポン漫画の設定をベースに女子高生たちの奮闘を描くガルパン本来の路線といえよう。しかし、全六巻のOVAで完結……スケジュール的に『ガンダムUC』と同じ轍を踏まなきゃいいけど。
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第5位 『Infini-T Force』(TVアニメ)
南城二「私たちは力があるから戦っている訳じゃあない」
鎧武士「心が動くから戦っている……それがヒーローって奴だ」
『正義は論議の種になるが、力は非常にはっきりしている。そのため、人は正義に力を与えることはできなかった』とはパスカルの言葉であるが、昨今の日本の創作作品も同じジレンマを抱えている。己の力に懐疑的、否定的な感情を抱く主人公の何と多いことであろうか。確かに正義なき力は暴力に過ぎないが、しかし、力は決して忌むべき存在ではない。否、力は憧憬の対象である。そのことを思い出させてくれたのが本作であった。
アベンジャーズのように(タツノコ枠の)作品の垣根を越えて集ったガッチャマン、テッカマン、ポリマー、キャシャーンの、原作と同じようにパンチ&キック&チョップを主体とした原始的な肉弾戦は、専任のモーションアクターからキャプチャーしたこともあり、このうえなくカッコいい。徒に飛び道具に頼らず、拳一つで鋼鉄を叩き、拉ぎ、斬り裂き、砕くヒーローたちの何と頼もしく、美しいことか。『拳銃は最後の武器』という日本の特撮ヒーローものの先駆けとも呼ぶべき『忍者部隊月光』の思想が、この作品には息づいている。
ストロング・イズ・ビューティフル!
強いということは斯くも美しいことなのだ。
キャラクターの性格は原作とは異なり、頑固な長男、知的な次男、陽気な三男、純朴な末っ子という一部視聴者受けを前提とした疑似家族的な役割分担を課せられている点に引っかかりを感じないでもないが、それぞれの戦う動機はキチンと原作を踏まえているので充分に許容範囲。そりゃあ、キャシャーンに『親を憎むな! 運命を呪うな!』といわれたら、誰も反論できないわなぁ。
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4.『メイド・イン・アビス』(TVアニメ)
ナナチ「ミーティは、あったかいな……ミーティ、ありがとな」
誤解を恐れずにいうと、漫画のアニメ化である本作はメディアミックスとしては失敗ではなかったかと思う。別に作品を貶める意図ではなく、アニメ独特の世界観や雰囲気、ペース配分で物語の続きが見たいと思えたからである。それほどにアニメとしてのクオリティがズバ抜けていた。
人類最後にして、最大の秘境と呼ばれる巨大な縦穴『アビス』の近くに住む探掘家見習いの少女リコと、ロストテクノロジーと思しき記憶喪失のロボットの少年レグが、アビスの深淵に挑む冒険活劇……と書くとジブリ的なワクワクドキドキの物語に思える(勿論、そういう要素も濃厚にある)が、その内容は、いい意味でエログロナンセンスの連続。これほどのエグさとスリルを覚えた作品は最近では『ザ・ウォーキング・デッド』しか思い浮かばない。ヒロインが血尿を漏らすのが当然と思えるアニメってどういうことだよ……こう書くと、安易で短絡的な残酷描写で視聴者を刺激する類の物語と誤解する方もおられるかも知れないが、主人公の二人が弱肉強食・自然淘汰・前人未到のアビスの深淵に挑む動機づけがしっかりと描かれており、そういった危惧は全くの無用。更に上記のナナチの台詞が発せられるミーティの件は生命の尊厳とは何かという問いで、視聴者の心をタコ殴りにしてくれることウケアイである。覚悟して見るよろし。
ネットによると原作はアニメの最終回のあとも更なる盛りあがりを見せる(というか、そこからが本番)らしく、続きは気になるものの、原作は読みなくないという身勝手なジレンマに苛まれていたが、幸いにもアニメ第二期の製作が決定したとのこと。第一期もDVD上・下巻に全十三話が納められているという、今日では珍しいほどに良心的な構成で販売されているので、年末年始の休みに是非、購入&鑑賞をオススメしたい。
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第3位 『華族最後の戦い』&『戦慄の記録インパール』(ドキュメンタリー)
木戸幸一「そうか……『象徴の御勤め』か……」
斎藤博圀「『国家の指導者層の理念に疑いを抱く』。『望みなき戦を戦う』。世に、これほどの悲惨事があろうか」
近年でも出色の出来栄えとなった八・十五関連のドキュメンタリーの二作品。どちらをランクインさせるかでギリギリまで悩んだが、この二作品は当時の日本の組織の頂点と最前線の対比という意味でワンセットと考えるべきと思い、敢えて一括りにさせて頂いた。詳細は当時の記事に譲るが、戦争責任について語る松平アナを『横から抜く演出』に隠された意図といい、終盤で手記の御本人が登場する場面といい、生半のドラマでは足元にも及ばない劇的な内容に身の震える思いがした。特に後者。インパールでムッちゃんに置き去りにされた斎藤氏がカメラの前に姿を現した場面は、
人間が生き残るとは斯くも尊いことか
との涙がとまらなかった。ちなみに『戦慄の記憶インパール』は先日、初回放送時にカットされた場面を含めた完全版が放送されたが、未見のままでHDDの肥しになっている。早く見たいけれども、視聴に必要な精神的カロリーが半端なさそうだからなぁ。
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第2位 『とんがり帽子のアトリエ』(漫画)
ココ「魔法は『かける』んじゃなくて……『描く』んだ……!」
漫画家のいしかわじゅん氏によると漫画を描くことが嫌いな漫画家は結構多いらしい。『嫌い』というと語弊があるが、恐らくは画を描くよりもストーリーを考えるほうが好きなタイプの漫画家ということであろう。その視点で考えると、本作の漫画家は『乙嫁語り』の森薫氏と同じく、画を描くのが好きなタイプと思われる。画やコマ割りやアングルで読者に飽きを感じさせない、見ているだけで楽しめる作品である。
勿論、ストーリーも非常に面白い。魔法使いに憧れるあまり、図らずも禁止魔法で母親を石に変えてしまった少女ココが、母親を救うために本物の魔法使いを目指す……という王道ファンタジーに思える筋書きであるが、上記のココの台詞で表されている通り、本作の魔法は描くことで発動するように、母親を石に変えてしまった禁止魔法はココが手本を透かして上からなぞるという安易なトレースで発動したように、そして、
キーフリー「発想(アイディア)は杖(ペン)さばきと並んで、魔法の要になるものだから、これから大切に伸ばしていこうね」
という胡散臭い狂言回しの台詞からも判るように、本作の魔法&魔法使いとは漫画&漫画家のメタファーである。要するに本作は、
ファンタジー漫画の皮を被った『吼えろペン』
なのだ。こりゃあ、私が好きになる筈だよ。いや、普通のファンタジー漫画としても充分に面白いです、念のため。ファンタジー漫画と漫画家漫画のどちらか、或いは両方お好きという奇特な方には絶対にオススメの一冊である。
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第1位 『横浜DeNAベイスターズ』(プロ野球球団)
(*^○^*)「ドラマチックベイスボールなんだ!」
『球辞苑』の項目でも述べたように、父親による洗脳で、立派なポジハメおじさんベイスターズファンになってしまったが、十九年来、報われることのない日々が続いていたのは周知の事実である。本当に暗黒時代が長かった……しかし、今年は二年連続Aクラス、そして、十九年ぶりの日本シリーズ進出にいい意味で寿命の縮む日々が続いたものである。
普段の言動に似合わず、私はゲンを担ぐ性格で、快進撃が続いた頃からはペナントレース&クライマックスシリーズの最中は一切、ブログで記事にするのを避けており、日本シリーズの開幕日にチョロッと日記で触れたらベキッと怒涛の開幕三連敗を喫したのにはマジで後悔したが、その後、私の両親が現地に応援に出向いた途端に破竹の二連勝。両親が帰宅せずに福岡まで応援に行っていたら或いは……という妄想に浸ってしまった程である。最終的には善戦及ばず、まざまざと実力差を見せつけられる結果となったが、内川に同点打を打たれたならしゃーない。あれは暗黒期に名選手を放出したツケを今年払うことになったと思うことにしよう。尚、個人的MVPは桑原。二〇一四年八月の新潟、延長十二回のサヨナラヒットを生で観戦して以来、注目し続けて来た選手の開花は実に嬉しかった。尚、シーズン後半の失速は【目逸らし
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さて、上半期には『龍の歯医者』が選ばれたラジー賞であるが、下半期の今回は以下の二作品を推したい。二〇一四年以来、二度目となる年間三作品の選出である。『龍の歯医者』はいい点も悪い点も含めてのラジー賞であったが、下半期の二作品は文句なしのダメ出し。
ゴールデンラズベリー賞 『はじめの一歩』(漫画)&『アルスラーン戦記』(小説)
鴨川源二「すべて終わったのじゃ」
アルスラーン「私は理想の王にはなれなかったなぁ」
大袈裟でなく、私の青春時代を支えた二作品を『GO』や『ぼんくら官兵衛』と同列に並べるのは心の底から忍びないものの、しかし、純粋に作品の結末を鑑みると、やはり、ラジー賞の贈呈が妥当ではないかと思う。これらは『ダークカイト』と同じ種類の過ちで、原作者といえどもやっていいことと悪いことがあるのではないか。いや、正確には『はじめの一歩』は終わってはいないけれども、パンドラ疑惑が顕在化した時点で物語は終わり…・・というか、終わらせないとセコンドは選手を見殺しにするなという会長の過去の言動の整合性が取れないよね。百歩譲って、一連の症状が一歩のオモイコミンだとしても、パンドラを疑われる選手をリングにあげちゃあイカンでしょう。
『アルスラーン戦記』も殆ど全てのキャラクターが死ぬ結末は覚悟していたものの、テロリズムと神秘主義が歴史の主導権を握ることはないという作者の持論と矛盾するオチには断固納得がいかなかった。現在、荒川センセによるコミカライズが連載中の本作であるが、このラストを読んだ荒川センセが続きを描きたいと思えるかどうか、甚だ疑問と評さざるを得ない。正直、本作のラストは、
エラム「勝てる……勝てるんだ!」
翌日、陣地で冷たくなっているエラムが発見され、吉〇と村〇は病院内で静かに息を引き取った。
という内川コピペと大して変わらないクオリティであったと思う。
以前、荒川センセは『作品のアニメ化や実写化は子供を養子に出すようなもの』と語っておられた。その意味で荒川センセの元にやってきたアルスラーンという養子は札つきの前歴&多額の借金を隠していたようなもので、送り手側の誠意を疑われても仕方のない事案といえよう。残る宿題の『創竜伝』も、これでは期待薄かなぁ……。
これにて今年のベスト10&ラジー賞の発表は終了。
来年の候補作品は順当に『ガルパン最終章』……と予想したいところであるが、クオリティは兎も角、発表自体が大幅に遅れる可能性が高いので、油断は禁物。実際、TV放送時&劇場版の時もスケジュールで盛大にやらかしているからなぁ。あとは冒頭の記事でチョロッと触れたファイプロ最新作も発表時期の点で期待と不安が一杯。いや、ホント、頼みますから、何とか来年には発売して下さい。いい加減、自分の脳内のオリジナルエディットレスラーが夢に現に暴れ回って、収拾がつかなくなっているんですよ。技やパーツはDL配信してくれればいいので、取り敢えず、容れ物を提供して下さい、お願いします。