『Literacy Bar』は開設三周年を迎えました。
皆さまの変わらぬ御愛顧に篤く御礼申しあげます。
三年でUPした記事は六二四本。二日に一本強のペースで記事を書いた計算になります。意外に多かった。最近は更新頻度も下がってきていますしね。まぁ、これは開設当初は加減が判らずに無茶をしていたというか、現今のほうが私のペースに適っていると思っています。
カテゴリ別で最も多いのが『大河ドラマ』の一五四本。開設当初は全く予定していなかったのに、今では拙ブログの看板カテゴリになりました。その一方で開設当初の思惑に反して伸び悩んでいるのが歴史記事の十六本。これでアメブロの『歴史好き』ジャンルランキングにエントリーしているのは些か心苦しいです。今年中にもう一本UPしたいと考えているのですが、一度公言すると悪左府記事の時のようにプレッシャーに潰される可能性が高いので、まぁ、できたらいいなくらいの気持ちで取り組んでおります。
この一年での変化といえば……月刊誌の感想記事の題材が増えてきたことでしょうか。『修羅の門』の安定っぷり。隔月連載ながらも『ブラックラグーン』の戦線復帰。荒川弘版『アルスラーン戦記』の連載開始。月刊連載は次号が出るまでに作品を読み込む時間があるので、週刊系の作品よりも感想記事が書きやすいんですよね。これらが感想記事の要所を締めてくれるので非常に助かっています。『マスターキートンReマスター』は……考えないことにしましょう。
そんな感じで拙ブログの状況を再確認している最中にふと、気づいて愕然としたことが一点。
与力「あれれー? 小説系の感想カテゴリがないぞー?」(CV:高山○なみ)
普通、サブカル系のブログでは欠かせないカテゴリだと思うのですが、考えてみれば、ノベライズ版『ブラックラグーン』を除いて、小説の感想を書いたことがなかったなぁ。最近は小説そのものを買わなくなったように思います。ノンフィクションや歴史の史料は蒐集していますけれどもね。文章を読まなくなったのではありませんが、未知の作品や新しい作家さんに手を伸ばす意欲が激減したのは確かです。これは音楽も同じ。ジャズ、アニソン、賛美歌系の曲の他には興味がなくなっている。これは自分なりの世界観が構築されたということでしょうが、同時に新しいモノに対する瑞々しい感受性が失われてきたということでもあります。まぁ、実際、いい年齢ですから仕方ないといえば仕方ないのですが、そこで諦めてしまうと@は枯れる一方なのも事実。何とかしないといかんなぁ。
また、この一年で嬉しかったことは相羽さんが執筆されている作品の中で、私が歴史記事で描いた人物解釈を採用して下さったこと でしょうか。今更いうまでもありませんが、私の歴史記事は一応、史実に基いているとはいえ、恐ろしく偏向しています。今年の大河ドラマの感想における『死ねばいいのに』というキーワードで語る山川大蔵のキャラクター解説もそうですね。事実無根の話を書いたつもりは毛頭ありませんが、普通は格好いい逸話で語る場面を敢えてネタで勝負するのが私の歴史に対するスタンス。こうした解釈は小説家を目指していた頃の私がY氏との駄弁りを通じて培ったもので、その夢から久しく遠ざかっている現今、それは歴史記事でUPする他に表現する方途はなかったのですが、相羽さんが私の解釈を別の型で世に送り出そうとして下さいました。私自身の夢は叶わなかったですが、その夢の断片をネットの海の片隅にUPすることは決して無意味ではない。私ではない誰かが、それを鍛えて砥いで磨いて別の型で世に送り出してくれるかも知れない。そういう希望を抱けたのが本当に嬉しかったです。
さて、四年目に突入した拙ブログですが、当面は以下の二作品の定期感想記事を予定しています。
1.相棒season12
今年も始まる『相棒』。来年には劇場版第三弾の公開も控えていますが、その分、本編の出来(特に予算面の問題)がどうなるか、些か不安のある今季です。取り敢えず、いい加減に陣川君を結婚させてやって下さい。勿論、御相手は『ツイていない女』でお願いします。
2.ハートキャッチプリキュア
歴代で最もクオリティが高いシリーズと思われる『ハトプリ』。勿論、本放送は終わっていますが、今週の土曜日夜七時半からBS11で再放送がスタートするので、録画&DVD落としの作業と並行して簡易感想を書いていきたいと思います。マジで面白いので未見の方は是非!
@は『清洲会議』と劇場版まど☆マギ『反逆の物語』といった映画作品も控えています。今年の拙ブログが選ぶベスト10はトップはほぼ確定しているとはいえ、その他のランキングは激戦必至。『修羅の門』や『ガンダムUC』といった常連もランクインがヤバいかも知れません。非常に厳しい状況ですが嬉しくもありますね。
これからも『Literacy Bar』を宜しくお願い致します。