サソリーナ昇天浄化、砂漠の使徒にも自分たちと同じ心があるという事実を知った主人公たちの戸惑いなど、何気に重い内容でしたが、その中のも意外と迷言、珍言が多かった第40話。今回のポイントは台詞ごとにまとめてみます。
1.帰りはよいよい、往きは怖い
クモジャキー「サソリーナを幹部の座から降ろし、惑星城に帰すぜよ!」
『え? そんなに簡単に帰れるの?』と思った方も多いのではないでしょうか。地球侵略のために遠く宇宙の果てから遥々と飛来中の惑星城なのに、地球から惑星城に戻すのは簡単なのか。それとも、五体満足で送るとはかぎらんのか、ロアナプラみたいに。砂漠の使徒の組織、恐るべし。サソリーナ昇天の場面で出てきたカタクリの花が転送されて、肉体は四散してしまうのかも知れない。
そのサソリーナ昇天で明らかになった砂漠の使徒=心の花が枯れ果てた人という設定。一歩間違えるとえりかもいちゅきも砂漠の使徒にされていたのか。今回のように学校を壊したり、勉強の邪魔をしたり……あれ、それって普段のえりかと変わらないんじゃあないのか?
2.佐藤君
佐藤一二三「(生徒会長に)なんて恥ずかしいトコロを見られてしまったんだぁ!」
誤解を招く絶叫は慎みなさい、佐藤君。何があったかと思うじゃないですか。そもそも、生徒会長になってモテモテウハウハなんてシチュエーション、現実ではあり得ないですしね。容貌も他の生徒会執行部の連中と変わらんし……いや、でも、メガネとヅラを取ったら美男子に早変わりするかも知れません。タマネギ軍団みたいに。佐藤君もメガネを取ったらつぼみがベタ惚れするレベルのイケメンの可能性がなくはないぞ。ちなみに私は異性はメガネをかけているほうに萌える派。清潔感のあるスーツとアップにまとめた髪、そして、金のメガネチェーンは黄金の取りあわせ。異論は認めない。
3.技名
キュアブロッサム「プリキュア、からだパーンチ!」
うん、まぁ、いいたいことは山ほどあるけど、取り敢えず、それは全部パンチとどこが違うのかを説明して欲しい。ストレッチプラムと冬木スペシャルみたいに小指の角度が違うのか。この『~パンチ』の系譜が最終回の伝説のアレに繋がるとは視聴者は元より、スタッフも考えていなかったと思う。ラストバトルといえば、今回のフォルテウェーブ連発バンクも最終回のとチョイと被っていました。何度か見て初めて気づくことがあるのも再放送の素晴らしさです。最近、地上波でアニメの再放送やらないからなー。
4.非情
キュアムーンライト「苦しみを終わらせるのよ!」
ダークブレスレッドの副作用で攻撃がストップしたサソリーナさんにトドメを刺す時のゆりさんの発言。何これ、怖い。完全に悪役の台詞なんですけれども。俺らがトドメさしてやるよ、ウヘヘヘヘみたいな。しかも、放たれたのは巨大女神のメガトン下段突きですからね。苦しみを終わらせるというよりも完全に殺g【シルバーフォルテウェーブ!】。次回もゆりさんが悪気なく他人の心を枯らしちゃうお話ですし、次々回もゆりさんの一言がデザトリアン出現の契機になっちゃうし……ホンマ、罪つくりな女性ですぜ。
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