久しぶりの徒然日記。いや、書きたいネタに不足していたワケではありませんが、体調不良が主な原因。それでも、大河の感想を休止したおかげで幾分かは楽になりました。マスト・ビーの価値観はブログにはあわないですね。書きたいことを書く。それでいいんだと再認識した次第。今回の題材は1つ。本当は他に書きたいこともありますが、深く掘り下げている時間と手間がないので、もう少し落ち着いたらということで。
1.お知らせとお詫び
私が歴史記事を書きたくなる動機には二種類あります。
一つは単純に『この人物の面白さを誰かに知って欲しい』というもの。私の記事では『ニルス・カタヤイネン』や『キケロ』がそうですね。特に手を加えなくても、素材のままで充分に楽しめる。もう一つは既存の媒体で紹介されている人物像に異論がある場合。これは『メアリー・ステュアート』が該当するかな。大抵の歴史系読み物ではメアリーは悲運の女王で、彼女を追い詰めたエリザベスは冷酷な政治家という描かれ方が殆どですが、私には空気の読めないメアリーのほうに、より多くの問題があったとしか思えません。逆にいうとメアリーの空気の読めなさ加減こそが面白いのに、そういう視点で彼女を描いた作品を見つけることができなかった。『へうげもの』ではありませんが、結局の所、本当に欲しいものは自分で創るしかないという思いが、私にメアリーの記事を書かせたといってよいでしょう。そして、今回の歴史記事を書いた動機も明らかに後者でした。
大変長らくお待たせ致しました。近日中に歴史記事を更新致します。今回の題名は、
山川浩 ~屠龍の人~
です。前回の藤原頼長前篇・後篇に続いて、今年も前年の大河に登場した人物というのが我ながら安直な発想ですが、書きたいと思ってしまったものは仕方がない。特に『八重の桜』の感想記事を書いている時に、
「キレる山川って何の本を読めば載っていますか?」
というコメントを頂いたのが一番の契機でした。山川がキレた逸話は多くの書籍に載ってはいるものの、ハッキリと『これ』というオススメがない。それも道理で『キレる山川像』というのは誰か特定の作家や研究者の意見を読んで得たものじゃない。様々な情報を取捨選択した結果、私が勝手に構築した人物像なんです。ハッキリいって、妄想の産物。でも、そういう視点で見たほうが山川をより楽しめるんじゃないかと思ってもいますので、今回は私の妄想の歴史観におつきあい頂けると幸いです(どの記事も妄想じゃないかという的確な突っ込みはナシでお願いします)。それこそ、上記のコメントを下さった方に『じゃあ、これを読んで下さい』といえる記事になればいいなと思っています。ちなみに企画段階のサブタイトルは『死ねばいいのに』でした。流石に品がないので却下しましたけれども、山川は実際に何度も類する言葉を口にしているからなぁ。これは結構、苦渋の決断でしたよ。
尚、今回も二部構成の予定。
いや、マジ、すみません。既存の山川像へのジンテーゼを提示しようと思うと、如何に素人の知ったか記事でも手は抜けないんですよ。しかも、悪左府記事と違い、後篇は全くの白紙状態でして。『スーパーロボット大戦F』が期日内に完成せずに『F』と『完結編』に分けてリリースしたという先例がありますので、その顰に倣うことにします。そんなワケで後篇の発表時期は未定。でも、大河感想をやめて時間ができましたので、できるだけ早くあげたいと思っています。それと、昨年の大河の影響を大きく受けた内容(特に慶喜関連)になりましたので、発表日時も『八重の桜』への敬意を表する意味で地上波での大河放送の時間帯にあわせます。
『山川浩 ~屠龍の人・幕末編~』は六月一日(日曜日)の午後八時ジャストにUP予定。
何卒、御笑覧頂けると幸いです。
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徒然日記 ~2014/05/27~
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