キュアムーンライト「月光に冴える一輪の花、キュアムゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥンライトォ!」
ゆりさん、決め台詞にコブシ入ってますよ。
ムーンライト伝説再びとばかりに(中の人は水星でしたが)、遂に復活を遂げたキュアムーンライトさん。でも、今回は復活して終了。軽いサブタイ詐欺ではないかという意見もチラホラ。まぁ、復活したゆりさんの鬼のような強さは通常のバトル枠で描ききれないのも確かですし、ゆりさんの復活は復活そのものにも意味があるので、これでよかったという気がしないでもない。
ここ3回はゆりさんの復活に向けてのステップでした。イベントを一つ一つ消化して、徐々にデレさせて、最終的に本人の承諾を得る流れはギャルゲーに近い。30回は妖精との絆。31回は諦めない心。32回は仲間の大切さ。それぞれ、ゆりさんがなくしたもの、諦めていたもの、手に入れられなかったものを描いていくことで、変身に至る彼女の外堀を埋めていく。でも、最終的にはゆりさん自身が変身を望まなければ意味がない。結局、変わるか変わらないかは本人次第。周囲には変わろうとする相手のフォローしかできない(それでも充分にありがたいのですが)。本作を通底するチェンジ願望の何たるかが描かれていました。
勿論、フォローも重要ですよ。本作では後輩たちが集めてきた心の種のおかげでコロンの霊が復活。それがゆりさん再起の契機になりました。何より、ムーンライトさんの変身には見た感じ、一回ごとに集めてきた心の種を消費するみたいですので、やはり、つぼみたちのしてきたことはムダではなかった。情けは人の為ならず。今までの積み重ねが最強プリキュア復活に繋がったワケですね。今回は作中の努力の到達点といえるのではないでしょうか。
尚、コロンの中の人は石田彰さん。誠実、変態、ヘタレ、黒幕、チンピラ、ヅラなどのあらゆる役をこなす実力派。FF11がアニメ化されるという絶対にあり得ない事態が発生した場合、レコ・ハボッカは石田さんでお願いします。
あと、自分が相手の胸で泣いているにも拘わらず、
来海えりか「いいんです! あたしの胸で泣いて下さい!」
とかいっちゃうえりかが可愛過ぎる。ここは合体SPのメロン兄さんと逆に、普段面白いキャラが真面目なことをするのが笑いと涙のツボです。ネタバレになっちゃうかもですが、来週、えりかがゆりさんのバストサイズを見るだけで的中できたのはこのドサクサでサイズを見極めていたからじゃないかと思いました。
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